2012年から
毎年続けている
南三陸町応援団の活動
今年も
5月13日から
5月15日まで行って来た
始めた頃から
試行錯誤しながら
形を変えて
メンバーも
入れ替わったりして
続けてきた
毎回
ハードな
スケジュールなのに
今まで
特別大きな
ハプニングも無く
無事
やり終えたのは
神様が
見守ってくれてるって
思っていた
今回も
6名の仲間達と
関西空港に集合して
仙台空港で
仙台の仲間と
合流して行く
ゲートを
通ろうとしてる時
電話が
鳴った
「たにさん 来れるんですか?」
仙台で待つ
(カズヤくん)からだ
何を今更
そんな質問?
「仙台空港が悪天候で到着出来ないみたいです」(カズヤくん)
「えぇ?」(たにやん)
「旋回してみんな引き返してますよ」(カズヤくん)
「取り敢えずゲートを抜けるわ」(たにやん)
ゲートを
抜けて
待合室に行くと
館内放送でも
(カズヤくん)と
同じことを言ってる
仲間達と
どうする?って
相談してる間に
搭乗案内の
放送が流れる
取り敢えず
機内の人になる
予定通り
我々の乗せた飛行機が
飛び立つ
ずっと
安定飛行
ほんまに
仙台に着陸出来ず
関空に引き返すのか?
ところが
そろそろ着陸態勢に
入るはずなのに
機体は
下降して行かない
機体アナウンスで
天候の様子をみる為に
旋回飛行してるとのこと
マジかぁ?
これで
このまま
関空に引き返したら
宿やレンタカー会社や
会う約束の人達に
連絡しないと
関空のロビーで
携帯を掛けてる自分を
想像して悲しくなってきた
アカンアカン
最悪の状況を
想像したら
その通りになるぞ
天国のお爺ちゃん
神様
お願いします
我々を
仙台空港に
着陸させてください
合掌しながら
力を入れる
そして
仙台空港から
レンタカーで
三陸の中を走ってる様子を
頭に
浮かべる
あれ?
機首が
ちょっと
下がったか?
んんん
気のせいかぁ?
上空を飛ぶ
我々の乗った飛行機は
本当に安定飛行
なんで
着陸
出来へんのぉ?
って
思うくらいだ
しばらく
悶々とした
時間が過ぎ
エンジンに
気合いが入った音
これは
もしかして
パイロットも
根性を決めてくれたのか?
機内アナウンスで
着陸態勢に入ることが告げられた
よしっ
ちょっとくらい
揺れても良いから
なんとか
着陸してくれっ!
窓には
雨粒が流れる
雲の中を
飛行機が降りていく
そして
無事着陸
機内から
出る時に
思わず
CAの人に
「機長の勇気ある決断に感謝します」(たにやん)
「粘ってくれてありがとう」(仲間)
仙台空港で
待ってくれてた
(カズヤくん)と合流
「着陸出来たのは3機だけですよ」(カズヤくん)
ある意味
奇跡の着陸だ
仙台空港の外は
雲が広がり
強風が吹く
さてさて
これから
どんな旅になるのか
今日は
これでおしまい
明日も
南三陸町応援団の
旅行記が続くよ
【 夢を紡ぐお手伝い 】
写真家たにやん
https://www.tanioyaji-photo.com/