太陽が
水平線に
姿を消す
と
一斉に
カメラマンや
恋人達の姿も
消えていく
人の話し声が
潮騒に
バトンタッチ
多彩な色が
赤に染まり
そして
青から藍に
変化していく
この時間が
大好き
まるで
夏休みが
終わった時の
寂しさのよう
まるで
宴会の
帰り路のよう
まるで
映画の
エンディングロールを
見てるよう
まるで
デートの後
彼女の後姿を
見送るよう
哀愁に
包まれて
孤独感に
包まれて
これから
どうなっていくのかって
不安に
包まれて
何で
こんなに
太陽が
沈んだ時間が
大好きなんやろ
究極の料理写真家
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