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8月31日 月曜日
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    あぁ・・・

    夏が終わる・・・



    何故、8月が過ぎると
    気分も秋になってしまうのかなぁ・・・

    車のフロントガラス越しに
    見上げる空の雲も
    秋の雰囲気満載だ。

    思わず入道雲を
    探してしまう。



    どうして夏が終わる時
    こんなに名残惜しいんだろう。

    これって
    (おやじ)だけ?

    夏の終わりを惜しむ歌って
    多いと思うんだけど・・・

    他の季節が終わるのを
    惜しむような歌の歌詞って
    覚えが無いんだけど・・・



    また来年
    熱い夏がやって来るのに
    愛おしくて仕方が無い。

    セミの鳴き声も
    すっかり聞かなくなった。

    ひまわりの花も
    ほんと目に入らなくなった。



    昨日の夜は
    クーラーを付けずに寝れた。

    でも、今
    (おやじ)の腕に蚊が・・・

    こいつだけは
    夏でも嫌いな存在だ。

    あぁ、夏が終わるぅぅぅ・・・



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    8月30日 日曜日
    0

       
      という事で
      今日は少しだけ早起きして
      衆院選の投票に行った。



      何となく
      投票所までの住宅街は
      夫婦揃って歩く姿が多いような・・・

      投票所の中も
      今までの選挙では無かった人の数。

      政権交代間違いなしと言われているので
      注目されているのか?

      (おやじ)は
      マニフェストを読んでも
      答えを出せないまま・・・

      世間の流れに
      流されるのか?

      それとも
      選ぶ何かがあるのか?

      投票用紙を前で
      鉛筆が動かない。



      今朝の新聞を思い出した。

      最後まで
      他の政党への批判を
      新聞に載せた姑息な行動。

      それを読んで
      やはりこの政党は
      信頼出来ないと思った。

      その考えで
      候補者と政党を選んだ。

      何となく
      意に反している。

      何か心に響く
      信用と信頼を預ける確信が欲しかった。

      これで良いのか?

      これで良いように
      選ばれた人や政党は
      本気で頑張って欲しいものだ。



      | - | 13:20 | - | trackbacks(0) | pookmark |
      8月29日 土曜日
      0

         
        明日はいよいよ衆院選だ。



        一応新聞に載っている
        各政党のマニフェストを読んだ。

        だが・・・

        どの政党を信じて
        どの候補者を選べば良いのか
        ほんと判らない。

        何か(おやじ)の心を掴むような
        他の政党とは違う言葉なんて
        どの政党のマニフェストにも無かった。

        二大政党は
        お互いの荒探し。

        その他の政党は
        実行出来るのか疑わしい事を並べ・・・



        何だか、小学生の時の
        生徒会長立候補者の演説のほうが
        単純明快で良いかも・・・

        いや、興味のある事を言っていたかも・・・

        「僕が生徒会長になったあかつきには
        給食が大盛り食べられるようにします。」

        こんな言葉にワクワクしながら
        体育館で立候補者の演説を聞いたなぁ。



        何のために政治家を志し
        何のために政党に身を置くのか?

        そして
        何が本当にしたくて
        何をどうすれば出来るのか?

        本当のところが
        マニフェストから伝わってこないのは
        (おやじ)が捻くれているからか?

        そして、子供に世襲させたくなるくらい
        政治家の仕事は美味しいなのだろうか?

        (おやじ)は自分の仕事を
        子供に受け継がせたいなんて
        思わないけれど・・・

        さぁて
        「政権交代で、暮らしを守る」に期待するのか?
        「日本を守る、責任力」に期待するのか?

        (おやじ)はまだ
        迷っている。

        | - | 13:34 | - | trackbacks(0) | pookmark |
        8月28日 金曜日
        0


          「最近、見るようになったモデルの子、良い感じやねぇ〜!」(常連さん)
          「あっ、りさちゃんの事かなぁ?」(ほっしん)
          「若くて可愛くて、スタイルも良い子ぉ〜!」(常連さん)
          「前からモデルをお願いしたかったんよぉ〜!」(ほっしん)



          夏の初め
          (りさちゃん)が来店するなり
          接客していた(ほっしん)が

          「おやじぃっ、この人っ、前から言っていたモデルを頼みたい子っ!」(ほっしん)
          「えっ?何?モデルぅ?」(おやじ)
          「モデルをしてくれるように頼んでぇっ!」(ほっしん)
          「何の事ですかぁ?」(りさちゃん)

          まるで(りさちゃん)が逃げてしまうかのような
          (ほっしん)の慌てぶりに
          (おやじ)も(りさちゃん)もビックリした。

          「実は、うちの店はホームページをしててねぇ・・・」(おやじ)
          「えっ?私がモデルをしても良いんですかぁ?」(りさちゃん)
          「是非、是非、お願いっ!協力してぇっ!」(ほっしん)

          接客しているのに
          (ほっしん)は気が気でない様子だ。

          「スッゴく興味があるので是非やらせて下さい」(りさちゃん)
          「嬉しいぃ〜!」(ほっしん)

          そして、(りさちゃん)は
          セルフィッシュのモデルを気持ち良く引き受けてくれた。



          撮影当日
          (おやじ)は(りさちゃん)を脅かした。

          「初日は上手にポーズや笑顔が出来なくても大丈夫やからねぇ〜!」(おやじ)
          「えぇ、難しそうですねぇ〜!」(りさちゃん)
          「最初は、どのモデルさんも緊張で顔が強張るからねぇ〜!」(おやじ)

          でも、撮影のセットを組んで
          カメラを構えると・・・

          そこにはモデルに成り切った(りさちゃん)が
          堂々とポーズを決めている。

          笑顔も自然で
          ポーズも工夫してくれる。

          これは凄いっ!



          キャサリンハーネルのモデルをしてくれている
          元プロのモデル(ガッキーさん)が

          「この子は、凄く良いわぁ、タダ者じゃないわぁ〜!」
          「多分、バレエもしてたと思うよぉ〜、姿勢が良いのよぉ〜!」

          と褒めちぎってくれた。

          というよりも
          さすが(ガッキーさん)、
          (りさちゃん)の事を見破った。

          何だか自分が褒められているようで
          (おやじ)も嬉しい。

          もっと喜んでいるのは
          (りさちゃん)にモデルを頼もうと言った(ほっしん)だ。

          モデルをしているみんなが
          お互いに刺激し合って
          本当のモデルのようになっていく。

          今日は、元モデル(ガッキーさん)で
          キャサリンのコレクションの撮影だ。

          多分、張り切っていると思う。

          (おやじ)も気後れしないように
          頑張らないと・・・

          やっぱり
          女の人って・・・

          凄いっ!





          | - | 13:25 | - | trackbacks(0) | pookmark |
          8月27日 木曜日
          0

             
            思い出すなぁ〜!



            小学生の頃のこの時期
            一番嫌だったなぁ〜!

            お盆が過ぎ
            楽しみにしていた家族旅行も終わり
            日焼けした肌から皮が全部剥がれた身体。

            もう楽しみは
            何にも残っていない。

            迫り来る2学期。

            算数ドリルは最初の数ページだけ手を付けただけ
            読書感想文は本を読んでいない。

            夏休みに入る前の生活計画表では
            午前中に宿題をするはずだったのに・・・

            朝のテレビのアニメの誘惑に勝てず
            昼ごはんの後は蝉しぐれに導かれ
            夜は疲れて寝ていたなぁ・・・

            そんな生活で
            あの大量に出された
            夏休みの宿題は出来ない。

            慌てて書き出す日記には
            「今日も何もなかった」が続く。

            もちろん毎日の天気は
            思い付くまま晴れや曇りや雨を書く。

            読書感想文は
            本の最後の「あとがき」をそのまま写す。

            あぁ、自由研究と工作だけは
            真面目に取り組んだなぁ〜!

            夏休み最後の夜は布団の中で
            算数ドリルにデタラメな数字を書き込んだ。



            2学期が始まり
            授業中に算数ドリルの答え合わせ。

            前の席の人から順番に
            立って答えを言う。

            「答えは○○です」
            「正解で〜す」
            「答えは○○です」
            「正解で〜す」

            あぁ、(おやじ)の番だ・・・

            「答えは××です」
            「間違いで〜す」

            そらぁ、デタラメで書いた数字だから
            間違っていて当然だ。

            しかも正解と一桁違う。

            また順番が回って来た。

            「答えは××です」
            「間違いで〜す」

            先生の目が厳しくなり
            怖くて見れなかった。

            あんなに嫌な思いをして
            先生の目が怖くて見れないのに
            次の年の夏休みも宿題をしなかった。

            全国の小学生のみなさん
            真面目に夏休みの宿題に取り組んでいますか?

            算数ドリルにデタラメな数字を書いたり
            適当に日記を書いていると
            (おやじ)みたいな大人になりますよぉ〜!

            お父さんお母さん
            あまり宿題を手伝うのも
            本人の為にはならないと・・・

            えっ?(おやじ)が言うなって?

            はい、すいません。



            | - | 13:30 | - | trackbacks(0) | pookmark |
            8月26日 水曜日
            0

               
              セルフィッシュに続き
              キャサリンハーネル神戸店のホームページも
              秋のコレクションをアップした。



              どちらの店のモデルも
              普通に買い物に来てくれる常連さん達だ。

              今日はそのモデルさん達の中の一人
              (しょうこちゃん)の話。

              モデルをしてくれている(オタマちゃん)の紹介で
              初めて店に買い物に来てくれた時に
              (おやじ)は口説いた。

              いや、そっちの口説きじゃなくて
              モデルをしてくれと頼んだのだ。

              「いいよぉ〜、やりたぁいぃ〜!」(しょうこちゃん)

              話を聞いて
              何とも軽く依頼を受けてくれた。



              しかし、撮影当日
              緊張からか瞬きが多い。

              それにポーズもギクシャクして
              上手に撮れなかった。

              出来あがってアップされた画像を見て

              「おやじぃ、私には無理やから・・・」(しょうこちゃん)
              「最初はみんな上手くいかないから・・・」(おやじ)
              「でも・・・」(しょうこちゃん)

              最初のノリノリから急変してしまった。

              (おやじ)は(おやじ)で
              もっと上手に撮れる方法と技を
              マニュアル本を読みながら勉強した。



              「今度の撮影は絶対に前回より良いのになるから、お願いっ!」(おやじ)
              「そんなに言うなら、もう一回頑張ろうかなぁ・・・」(しょうこちゃん)

              (おやじ)は出来るだけ緊張が解れるように
              親父ギャグを連発し
              そして得意の下ネタも連発っ!

              良い笑い顔が出てきた。

              撮影する度に
              (しょうこちゃん)の良い表情が撮れるようになり
              (おやじ)も嬉しい。



              でも、やっぱり時々
              ポーズを決めながら
              お眠りタイムに入る。

              瞬きの瞬間の表情は
              ゾクっとするくらい色っぽい。

              そしてクチャっとした笑顔は
              何とも癒し系で良い。



              (しょうこちゃん)からメールが来た。

              「おやじぃ〜きれいに撮ってもらえて満足にゃり、
              あと久米島超いいなぁ、素敵な写真達に癒されたわ〜!
              おやじぃ、なんかパワーアップしてるね〜!」

              メールを読みながら
              (おやじ)は一人ニヤケ顔になる。

              (おやじ)だけがパワーアップしてるんじゃなく
              (しょうこちゃん)もパワーアップしてるのに・・・

              (しょうこちゃん)に限らず
              モデルさん達は撮影に前向きに取り組んでくれる。

              そして、どんどんと輝きが増している。

              女はみんな女優って言うけれど
              ほんと、みんなスッゴいなぁ〜!

              (おやじ)も負けずに頑張らないとっ!

              モデルさん達
              いつもご協力ありがとうっ!

              | - | 13:48 | - | trackbacks(0) | pookmark |
              8月25日 火曜日
              0


                昨夜、繰り広げられた
                飲み会のメンバーは・・・



                トラブルがあって
                タクシー運転手を辞めて
                少し落ち込んでいる(オカザキさん)。

                愚痴を聞くのも良いが
                どうにか励ましたいと思っているところに
                (あやのすけ)と(あやのすけのお母さん)が突然参加。



                最初は馴染みの「小鉢」で
                他愛もない会話。

                まぁ、共通する話題が無いので
                仕方が無いと言える。

                でも、いつも元気でハイテンションの
                (あやのすけのお母さん)のお陰で
                少し飲み会は和んだ。



                和んだところで
                カラオケスナックへと移動。

                (オカザキさん)の馴染みのスナックで
                いきなりマイクを掴んで離さない(あやのすけのお母さん)。

                それを真剣な顔で
                聞き入る(オカザキさん)。

                それに気を良くして
                (あやのすけのお母さん)は次々歌う。



                そして眠そうな
                (あやのすけ)親子と別れ
                (おやじ)と(オカザキさん)とで飲み直しだ。

                もう何年も前に離婚して
                仕事も辞めて
                孤独な毎日が(オカザキさん)老けさせた。

                飲んでいる時の横顔に
                哀愁を感じる。



                「たにやん、もう一軒付き合えよぉっ!」(オカザキさん)

                最後の店では酔っぱらって
                声を荒げて意見をぶつけ合った。

                人が楽しく生きて行くって
                ほんと難しい。

                (オカザキさん)の生き様を見ていて
                そう思った。



                | - | 13:30 | - | trackbacks(0) | pookmark |
                8月24日 月曜日
                0


                   


                  日曜日の夜の高速道路は
                  特別割引のせいでベタ混みだ。

                  しかもそんな時に限って
                  工事で一車線通行にしている。

                  予定より遅れて
                  (おやじ)は実家に帰った。

                  両親は座イスに座って
                  テレビを見ていた。

                  アメリカ留学帰りの(お袋)も
                  元気そうだ。

                  そして一人留守番をしていた(親父)も
                  84歳にしては元気に動き回っている。



                  店の状況を話し
                  久米島の話をした。

                  そして(お袋)のアメリカで撮った写真を見ながら
                  お土産話を聞いた。

                  「何か、アメリカに行ったのに、日本食ばかり写ってるなぁ〜!」(おやじ)
                  「これは韓国料理屋さんよぉ〜!」(お袋)
                  「これもアメリカの写真やんねぇ?」(おやじ)
                  「日本庭園なのよぉ〜!」(お袋)

                  アメリカに行ったのに
                  和風の物ばかりだ。

                  時々金髪の女の人や
                  黒人の人が写っているので
                  何となくアメリカと判る。

                  せっかくクーラーを付けたマンションなのに
                  網戸を通して入ってくる風は
                  涼しく気持良い。



                  「今度ベトナムに行こうと思うんやぁ」(親父)
                  「じゃぁ、渡した望遠レンズを持って行くと良いなぁ〜!」(おやじ)
                  「でも、ちょっと重たいなぁ〜!」(親父)

                  80歳を過ぎて
                  まだ海外旅行に行くという(親父)。

                  「ベトナムのハノイだけの旅行やけどなぁ」(親父)
                  「ヤシの木に田園風景の撮影が出来そうやねぇ〜!」(おやじ)

                  いくつになっても
                  貪欲で好奇心旺盛な両親だ。

                  朝、(お袋)が務めている幼稚園「幼児生活団」に送る。

                  「さすがは大阪平野やね、空が広いなぁ〜!」(おやじ)
                  「雲が秋っぽくなったかなぁ?」(お袋)
                  「今年の夏は早く終わりそうで寂しいなぁ〜!」(おやじ)

                  (お袋)を「幼児生活団」で降ろし
                  (おやじ)は店に向かう。

                  空が高くて
                  気持の良い朝だ。


                  ここで伝言。

                  (きよっぺさん)っ!

                  (親父)が花巻東高校の菊池君を見て
                  「ノゾムに似てるなぁ〜!」って言ってましたよぉ〜!

                  「特にあの眉毛」って言ってたけど
                  ノゾムの眉毛が細くなっている事を知らないのかも?

                  今度(ノゾム)が実家に行く時は
                  眉毛を伸ばして行くように伝えて下さいねぇ〜!


                  | - | 13:34 | - | trackbacks(0) | pookmark |
                  8月23日 日曜日
                  0

                     
                    今年は冷夏のようで
                    いつもの年に比べると
                    気持過ごしやすいようだ。



                    (おやじ)の実家は
                    エコか何だか知らないけれど
                    ずっとクーラーが無かった。

                    だから子供の頃
                    炎天下の外で遊んで家に帰ると
                    扇風機の前から離れられない。

                    それでも噴き出す汗は
                    なかなか止まらない。

                    冷蔵庫のドアを開け
                    その前に座り込んだりもした。

                    「中の物が腐るでしょっ!」

                    お袋に見つかると
                    凄く怒られた。



                    夜は熱帯夜。

                    網戸からの微かな風が
                    天からの恵みのように思えた。

                    肘や膝裏が
                    ベトベトして気持が悪い。

                    寝返りをすると
                    身体の温もりの無い冷たい感触のシーツが
                    とても気持ちが良い。

                    でもすぐに体温と同じになり
                    また寝返りする。

                    ゴロゴロと布団の上で
                    シーツの冷たい部分を探す。

                    だから
                    なかなか眠れない。



                    大人になって結婚して
                    暮らしだした家には
                    まっ先にクーラーを付けた。

                    それからはクーラーの無い暮らしは
                    暑がり汗掻きの(おやじ)には考えられない。

                    両親の住むクーラーの無い実家には
                    夏場は立ち寄らないようにしていた。

                    去年、両親がマンションに引っ越し
                    (親父)の意見でクーラーのある近代的な家になった。

                    (お袋)もアメリカ留学から帰って来ている。

                    今日は(親父)の酒の相手をする為に
                    クーラーのある実家に帰ろうと思う。

                    アメリカの話と久米島の話
                    そしてモンスターパソコンの話・・・

                    酒のツマミの話題は
                    沢山あるなぁ・・・


                    | - | 14:04 | - | trackbacks(0) | pookmark |
                    8月22日 土曜日
                    0


                      ほんと長い間の
                      「沖縄の風は暴風」シリーズが続いた。



                      関空のホテル泊も入れて
                      たかが3泊4日の旅行なのに
                      14日間も久米島の事を話題にしてきた。

                      訪問者の中には
                      呆れて読んでられなかった人も居ただろう。

                      一気に読んだとメールを送ってくれた(チビラモさん)は
                      (おやじ)の伝えたかった事や
                      感じた事を理解してくれていたようだ。

                      (コメント入れてくれよぉっ!)



                      ずっと店や家の近所での撮影ばかりだったので
                      久米島の風景や夕景に憧れていて
                      2000枚も撮っていた。

                      その中にはいっぱい
                      (おやじ)のお気に入りの写真が撮れた。

                      それらをどんな形で
                      みなさんに見て貰おうかと
                      試行錯誤をしている。

                      と言いながら
                      フォトのページは違う画像をアップ。

                      この捻くれた性格は
                      久米島の台風にも影響されなかったようだ。



                      14日間は長い。

                      その間に
                      ノリピーは逮捕され
                      高校野球は準々決勝へと・・・

                      そしてその間にも
                      旬の草花が咲き・・・

                      久米島では台風の突風で
                      花のマクロ撮影が全く出来なかった。

                      勝手なもので
                      今度は花の撮影に飢えてきた。

                      で、この前の火曜日に
                      恒例の北山植物園で蹲って来た。

                      あの駐車場のオジサンにも
                      「おっ、久しぶりやねぇ〜!」と言われ
                      汗だくになって撮影した。

                      そしてコレクションの秋物の撮影も
                      順調に進み出した。

                      いつもと変わらない毎日に
                      いつの間にか戻っている。

                      | - | 13:01 | - | trackbacks(0) | pookmark |
                      8月21日 金曜日
                      0


                        沖縄の風は暴風。。。もうひとつの沖縄。

                        もう何年も前
                        アパレル仲間と飲んでいた時に
                        (おやじ)の携帯にメールが着た。

                        出会いサイトからだ。

                        「こんなん、サクラやヤラセばっかりやろ?」(おやじ)
                        「いやぁ、案外会えるんですよぉ〜!」(仲間)
                        「でも、高い料金を取られたりするんと違うん?」(おやじ)
                        「でも、中にはマジなのもあるんですよぉ〜!」(仲間)

                        そんな事を言いながら
                        アパレル仲間は(おやじ)の携帯を操作し
                        出会いサイトに登録した。

                        次の朝
                        携帯にメールが・・・



                        「こんにちは、はじめまして、名前は(あや)です」(あやちゃん)

                        出会いサイトからのメールと判り
                        ビクビクしながら返事を返した。

                        「サクラなら悪さしないで下さい。真面目な人なら、その気が無いのでごめんなさい」
                        「私は沖縄に住む20歳の女の子です。サクラではありません」(あやちゃん)

                        その文章は
                        真面目で素朴なもので
                        好感の持てる内容だった。

                        それに返事を返すべきなのか
                        無視しておくべきなのか
                        ちょっとそのままにしておいた。

                        するとまた翌日に

                        「疑っているなら、私のメールアドレスを教えます」(あやちゃん)
                        「疑ってごめんなさい、じゃ僕のアドレスも教えます」(おやじ)

                        こんなやり取りから
                        沖縄に住む(あやちゃん)と(おやじ)のメールが始まった。



                        メールを始めた当時(あやちゃん)はフリーターで
                        就職先が見つからない事で悩んでいて
                        メールの内容のほとんどが相談事だった。

                        神戸でブティックを経営する(おやじ)に
                        仕事に対しての考え方や
                        従業員と経営者の考え方の違いを聞いてきた。

                        (おやじ)はそれに対して
                        真剣に応え続けた。

                        そのうちに(あやちゃん)の就職先が見つかった。

                        沖縄の国際通りにある
                        チェーン店のお土産屋さんだ。

                        仕事が忙しくなったのか
                        毎日のメールが月に数回に減った。

                        それでも時々
                        仕事の愚痴や悩み事のメールが着た。

                        行き詰って凹んでいる内容の時に
                        思わず電話で励ました。

                        「生の声を初めて聞かせて貰いましたぁ〜!」(あやちゃん)
                        「あやちゃんの沖縄弁も初めて聞いたなぁ〜!」(おやじ)
                        「声が低くて、耳ざわりが良いですねぇ〜!」(あやちゃん)
                        「声は褒められる事が多いねぇ〜!」(おやじ)
                        「何だか元気が出てきたさぁ〜!」(あやちゃん)

                        あれから数年間
                        時々(あやちゃん)からのメールが届く。

                        「沖縄に来られる事は無いんですか?」(あやちゃん)
                        「最近、不景気やからねぇ、ほんとは大好きな沖縄に行きたいんやけどぉ!」(おやじ)

                        その時から
                        いつか沖縄で(あやちゃん)と会えたら良いなと・・・



                        今回の久米島からの帰りの便が
                        那覇からの最終便との乗り継ぎの悪さで
                        2時間半ぐらいの待ち時間が出来た。

                        那覇空港のツアーデスクで
                        待ち時間内で観光する場所があるかと尋ねると
                        国際通りを勧められた。

                        友達は空港内でビールを飲むと言うが
                        (おやじ)は出掛ける事にした。

                        暇だからと(ほっしん)も(おやじ)のお供だ。

                        モノレールに乗って国際通りに着くと
                        目の前にお土産屋さんがあった。

                        店先から店内を覗いて
                        (あやちゃん)の姿を探したが見つからない。

                        国際通りに何軒かあるチェーン店の
                        どの店で(あやちゃん)が働いているのかも判らない。

                        これはメル友(あやちゃん)と
                        会わないほうが良いという事か?

                        ブラブラと目的も無いまま
                        国際通りを(おやじ)と(ほっしん)は歩く。

                        時々カメラを構えて
                        最後の沖縄を撮影する。



                        「どうする?そろそろ空港に戻らないとなぁ〜!」(おやじ)
                        「もう、足も疲れたし・・・帰りますか?」(ほっしん)

                        来た道の反対側の歩道を
                        モノレールの駅に向かって戻って行く。

                        するとお土産屋さんの本店が見えた。

                        以前(あやちゃん)からのメールで
                        自分の働くお店の写真が添付されていた。

                        「この店、もしかしたら・・・」(おやじ)
                        「お土産もまだ買いたいし・・・」(ほっしん)

                        二人は店内に入ると
                        (ほっしん)は商品を見て
                        (おやじ)は店員の顔を見る。

                        レジでお会計する時に

                        「ここに、あやちゃんは働いていませんか?」(おやじ)
                        「あ、今、休憩中ですが、呼びましょうかぁ?」(店員さん)
                        「出来たらお願いしたいんですが・・・」(おやじ)

                        内線を掛ける店員さんの前で
                        (おやじ)は何だか緊張する。



                        すると商品棚の横で
                        小さな女の子が顔を手で覆い
                        大きなクリっとした目がウルウルしている。

                        「はじめましてって事になるんかなぁ?」(おやじ)
                        「・・・・」(あやちゃん)
                        「こんなオッサンでしたぁ」(おやじ)
                        「・・・・」(あやちゃん)
                        「あやちゃんと会えたのは、台風のお陰やなぁ〜!」(おやじ)

                        ビックリした顔の(あやちゃん)は
                        驚きのあまり声が出ないようだ。

                        (おやじ)は(おやじ)で緊張からか
                        何を言っているのか判らない。

                        「この人がほっしんやでぇ〜!」(おやじ)
                        「はじめまして、ほっしんですぅ〜!」(ほっしん)
                        「あぁ、あぁ、ほっしんさん・・・」(あやちゃん)
                        「もう、飛行機の時間やから・・・」(おやじ)

                        お土産屋さんの店前まで
                        送り出してくれて

                        「少し前は疲れで痩せてたみたいやけど、元気そうで安心したよ〜!」(おやじ)
                        「ごめんなさい、パニックで言葉にならなくて・・・」(あやちゃん)

                        小さな(あやちゃん)の身体は
                        小刻みに震えている。

                        もう、時間が無い。

                        「じゃぁ、元気で、お互い頑張ろうねぇ」(おやじ)
                        「今日は会いに来てくれて、ありがとう・・・」(あやちゃん)

                        (あやちゃん)と別れて
                        モノレールの駅に急ぎ足で歩く。

                        振り返ると
                        まだ(あやちゃん)は立っていた。

                        (あやちゃん)にとって
                        (おやじ)の訪問は
                        突然の暴風だったかも?

                        見上げた空には
                        台風の影響が少し残る雲が・・・

                        流れていた。


                        これで
                        ほんとに
                        沖縄の風は暴風

                        ー完ー




                         

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                        8月20日 木曜日
                        0

                           
                          沖縄の風は暴風。。。再会編。



                          久米島には
                          今回で2回目の旅行だった。

                          前回は10年くらい前に行った。

                          その時ホテルでレンタサイクルを借り
                          ブラブラと太陽の光が傾く道を進んだ。

                          道の右側には背の高いサトウキビ畑
                          左側には沖縄の独特の民家が点々と・・・

                          道に出ていた看板に
                          「久米焼 やちむん」と書かれていた。

                          少し怖いくらいの古い家の外壁に棚があり
                          そこにはズラリと久米焼の陶器が・・・

                          恐る恐る自転車を降りて
                          その陶器を触り出した。

                          すると家の中から
                          むさ苦しい感じのオジサンが出て来て
                          胡散臭そうに(おやじ)達を監視し出した。

                          まるで
                          「冷やかしなら、サッサと帰れ!」と
                          言っているような態度だった。

                          でも(おやじ)達が
                          あれこれと選んでいるのを見て
                          「これは上客」と思ったのか
                          突然愛想良くなった。

                          結構まとめ買いをして
                          袋が重たいくらいになった。

                          自転車のハンドルに
                          陶器の入った袋をぶら下げて
                          ホテルに戻ろうとすると・・・

                          突然そのオジサンが
                          向かい側のサトウキビ畑に飛び込んだ。

                          そして数本のサトウキビを折ると
                          (おやじ)達に突き出して
                          「食ってみろっ、少し甘くて美味しいぞっ!」

                          ぶっきら棒だが
                          可愛い笑顔のオジサンだった。



                          あれから10年が経ち
                          今回、久米島行きに決まった時から
                          あのぶっきら棒のオジサンに会えるかなと・・・

                          久米島2日目の午後
                          何となくしか覚えていない道を
                          記憶を蘇らせながら走る。

                          「確かこの漁港は見覚えがあるなぁ」
                          「こんな十字路もあったようなぁ・・・」
                          「ぶっきら棒やったから、廃業してないかなぁ・・・?」
                          「芸術家は商売上手じゃないからなぁ・・・」

                          道の両側には
                          サトウキビ畑と沖縄独特の民家
                          同じような景色で探すのは難しい。

                          でも、右側にサトウキビ畑
                          そして左側に民家・・・

                          多分この辺りにあったような・・・

                          右側のサトウキビ畑に
                          作業をしている人を発見。

                          車をゆっくりと走らせて
                          その人を見ながら車を停めた。

                          「何かお探しですか?」(作業の人)
                          「もう、10年前なんですが、この辺りに久米焼の工房があってぇ・・・」(おやじ)

                          そこまで言うと
                          その人が急に嬉しそうな笑顔になった。

                          「それは俺だよっ!」(作業の人)
                          「えっ?やちむんさん?」(ほっしん)
                          「そうだよ、10年前なら、ここで商売していたからねぇ」(作業の人)
                          「あの時、サトウキビ畑に飛び込んで・・・」(おやじ)

                          大きく口を開けて
                          白い歯を見せながら笑う(やちむんさん)。

                          「あぁ、そんな事をするのは間違い無く、俺だっ!」(作業の人)
                          「今は、ここで商売して無いんですか?」(おやじ)
                          「お店はまた違うところに構えて、嫁さんに任せてるんだ!」(作業の人)
                          「明日台風で動きが取れないので、行きますねぇ」(おやじ)



                          翌日予想通りの強風の中
                          (やちむんさん)のお店を訪ねた。

                          急な上り坂の上に
                          お洒落な民家風のお店があった。

                          車から降りてお店の中に入って行くと
                          学生の男女10人くらいが
                          シーサー造りを習っている。

                          (おやじ)達を見て
                          嬉しそうな笑顔で(やちむんさん)が迎えてくれた。

                          「ほれ、今朝言ってた人達だよ」(やちむんさん)
                          「あらまぁ、10年前にも来て頂いて・・・ありがとうございますね」(奥さん)

                          奥さんも凄く感じの良い人で
                          ほのぼのとした気持ちになった。

                          「これから、学生さん達をホテルの送るので・・・」(やちむんさん)
                          「あぁ、そうなんですかぁ・・・」(おやじ)
                          「まぁ、ゆっくり見て居て下さいねぇ」(やちむんさん)

                          (おやじ)達は陶器を選びながら
                          しばらく(やちむんさん)の帰りを待ったが
                          夕景の撮影の時間が迫って来た。

                          雲に覆われた空を見上げ
                          望みの薄い夕景の撮影を諦めて
                          (やちむんさん)と話しをしようかと悩んだ。

                          「あら、もう、お帰りですか?」(奥さん)
                          「すいません、時間が無いんで・・・」(おやじ)
                          「もうすぐ帰って来るんですけどねぇ・・・」(奥さん)

                          (あやのすけ)に買った器を
                          袋に入れながら
                          奥さんはそれ以上引き留めなかった。

                          後ろ髪を引かれる思いで
                          (おやじ)達は車に乗り込み
                          急な坂を下って行った。

                          また久米島に行く事があったなら
                          今度はゆっくり(やちむんさん)と話がしたい。


                          久米島に行かれた時は
                          「やちむん 土炎房」を訪ねて欲しい。

                          ぶっきら棒な(やちむんさん)が
                          白い歯を見せて笑って迎えてくれる・・・かも?


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                          8月19日 水曜日
                          0


                            沖縄の風は暴風。。。番外編。

                            久米島に対しての未練を断ち切って
                            (おやじ)達を乗せた飛行機は飛んだ。



                            そして大きな揺れも無く
                            那覇空港に着陸した。

                            那覇発関空行きの最終便は
                            午後7時25分発。

                            遅れる事も無く
                            その便は沖縄を後にした。

                            と・・・

                            (おやじ)の頭に不安が過る。

                            いったいこの便は関空に
                            何時に到着するのだろうか?

                            慌ててウエストポーチから
                            小さな紙の時刻表を取り出した。

                            (おやじ)は旅行に出る時
                            神戸空港の駐車場に車を止めた。

                            そして神戸空港から
                            海上アクセスベイシャトルを利用して関空に行った。

                            という事は
                            (おやじ)達は関空に着陸してから
                            神戸空港に行かなければならない。

                            神戸空港に向かう
                            ベイシャトルの最終運行時間は・・・?

                            午後10時00分が最後の運行だ。

                            船着き場までの
                            シャトルバスの最終出発時間は
                            午後9時48分。



                            急に心臓がドキドキしてきた。

                            (おやじ)は縋るような目で
                            客室乗務員を見つめると
                            穏やかな優しい目で近付いて来た。

                            「あの・・これに乗りたいんですけど・・・」(おやじ)
                            「えぇと、9時48分ですか?・・・」(客室乗務員)
                            「この便は何時に着くんですかぁ?」(おやじ)
                            「予定では、9時30分ですけれど・・・」(客室乗務員)

                            その時
                            機内アナウンスで
                            機長が話し出した。

                            「当機は順調に高度を上げ・・・」(機長)

                            (おやじ)と客室乗務員は
                            固唾を飲んでアナウンスを聞く。

                            「向かい風の影響で到着時間が少々遅れます」(機長)
                            「えぇ、遅れたらヤバいんと違うのぉっ!」(ほっしん)
                            「シーっ!」(おやじ)
                            「到着時間は午後9時40分を過ぎるかと・・・」(機長)

                            顔から血の気が引くのを感じる。

                            「9時30分でもギリギリですから・・・」(客室乗務員)
                            「もし、乗れなかったら・・・」(おやじ)
                            「梅田までのバスがあるかと・・・」(客室乗務員)
                            「タクシーを使ったら・・・3万?いや4万円はするかなぁ・・・」(おやじ)

                            重たい荷物を抱えて
                            バスや電車を乗り換えるのは
                            非常に困難だ。



                            「機長にお願いして関空のこの会社に連絡してくれなかなぁ・・・」(おやじ)
                            「一度話してみますねぇ・・・」(客室乗務員)

                            余程(おやじ)の顔が強張っていたのか
                            時刻表を持って操縦室に向かってくれた。

                            でも戻って来た客室乗務員の言葉は

                            「個人の問題で関空に連絡が取れないとの事です・・・」(客室乗務員)
                            「そらぁ、そうやろうなぁ・・・ありがとう・・・」(おやじ)
                            「いえ、力になれなくて申し訳ありません」(客室乗務員)

                            (おやじ)は目を瞑って
                            この飛行機の後ろから
                            平泳ぎで押しているイメージを膨らませる。

                            頑張れっ!
                            向かい風に負けるなぁっ!

                            しばらくして
                            機体が高度を下げ出したのが判る。

                            するとまた機内アナウンスが

                            「この飛行機は到着予定時刻より早く・・・(機長)
                            「良かったやんっ!」(ほっしん)
                            「シーっ!」(おやじ)
                            「到着時刻は9時25分の予定です」(機長)

                            (おやじ)は客室乗務員と目が合う。

                            すると着陸に備えての座席で
                            小さなガッツポーズをして見せてくれた。

                            そして客室乗務員は自分の腕時計を見て
                            また(おやじ)に向かって小さく何度も頷く。



                            飛行機の車輪が地面を掴み
                            機体が急ブレーキのGに軋む。

                            そして
                            機体のドアが開く。

                            前まら5列目だったのも幸いだ。

                            機内持ち込み荷物の大きなレンズバッグを背に担ぎ
                            (おやじ)は通路を前に進む。

                            ドア付近で深くお辞儀をする客室乗務員に

                            「本当にありがとうっ!」(おやじ)
                            「油断は禁物ですよっ、頑張って走って下さいねぇっ!」(客室乗務員)

                            預けた荷物は
                            (ほっしん)達に任せて
                            (おやじ)はシャトルバスを止める為
                            人影の少ない空港内を走る。

                            レンズバッグの重さも忘れ
                            お腹で飛び跳ねるカメラを手で押さえ(おやじ)は走る。

                            (おやじ)的には
                            沖縄の暴風のような走りだと思っていたが
                            そよ風のようなスピードだったかも・・・

                            でも、間に合った。

                            荷物をカートに積んで
                            (ほっしん)達が小走りでやって来た。

                            「何やぁ、余裕あったやんっ!」(ほっしん)
                            「シーっ!」(おやじ)
                            「何でぇっ、シーなのよぉ〜!」(ほっしん)

                            最後まで
                            いろいろあった久米島旅行。

                            忘れられない
                            46歳の夏休みになった。


                            ー完ー


                            と、思うでしょ?







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                            8月18日 火曜日
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                              沖縄の風は暴風。。。その11。

                              今日は久米島の最後の日だ。


                              (民家の向こうには海が・・・)


                              目覚めて部屋のカーテンを開けると
                              相変わらずヤシの木が大きく揺れている。

                              飛行機の時間は
                              午後3時5分発

                              2時に空港に行けば良い。

                              ホテルのチェックアウトを済ませ
                              レンタカーで空港までの道を
                              遠回りして向かう事にした。



                              (海へ向かう道)

                              この3日間見逃していた
                              島尻崎に向かう事にした。

                              運が良ければ
                              ホエールウォッチングも出来るらしい。



                              (子供の頃なら一日中遊べた場所だ)

                              (おやじ)だけの撮影スポットを探し
                              綺麗に舗装された道から外れ
                              民家の間の細い道を走る。

                              時間にも余裕があるし
                              久米島を名残惜しむには
                              こんな風に走るのが良い。


                              (お陰で波の撮影は上手になったかな?)

                              島尻崎は突風が吹き抜け
                              観光客は誰も居ない。

                              ただ大荒れの海が
                              久米島の海岸を襲っているだけだ。


                              (さとうきび畑と海・・・忘れない・・・)

                              昼も過ぎ空港へ向かう途中も
                              執念深い(おやじ)は
                              車を停めてはカメラを構える。

                              でも・・・
                              もう時間だ・・・


                              (到着した時は存在を知らなかった・・・)

                              久米島空港に着き
                              搭乗手続きをすると・・・

                              「お客様の搭乗予定の飛行機なんですが・・・」(空港スタッフ)
                              「えっ?昨日は飛んでたやろ?」(おやじ)
                              「風の影響で那覇からこちらに飛んで来る便が遅れていまして・・・」(空港スタッフ)
                              「どうなるのぉ?」(おやじ)

                              要するに
                              (おやじ)達が乗る飛行機が遅れているので
                              那覇で乗り継ぐ予定の飛行機に間に合わない。

                              だから那覇からの便の席をキャンセルしてくれと・・・

                              そして那覇から便は
                              キャンセル待ちになるとの説明だ。

                              もしかして
                              今日中に帰れないかも・・・


                              (このエンジンで飛べるのかぁ?)

                              また、久米島のホテルに戻って
                              明日の便で帰る方法もある。

                              久米島空港の外は
                              バケツをひっくり返したような大雨が降っている。

                              「那覇に行くほうが帰路の選択方法が多いので・・・」(空港スタッフ)
                              「でも、久米島からも飛べるのか判らんのやろ?」(おやじ)
                              「大変申し訳ありませんが・・・もうしばらく状況を把握してから・・・」(空港スタッフ)

                              でも、空港スタッフが
                              那覇からの最終便を無理やり押えてくれて
                              今日中に神戸に帰れるようにしてくれた。

                              予定より1時間遅れで
                              名残惜しい久米島の空に飛び立った。


                              (この雲の下にはエメラルドグリーンの海が)

                              さよなら久米島

                              今度は暴風の吹かない
                              雲の少ない景色を撮影に来るから・・・

                              それまで綺麗な海で
                              居てくれよぉ・・・


                              と、今日で終わるつもりで
                              書き始めたが・・・

                              このあと
                              もうひと波乱が・・・

                              だから
                              また明日に続くのだぁっ!

                              あっかんべぇ〜!











                               

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                              8月17日 月曜日
                              0


                                沖縄の風は暴風。。。その10。


                                (空模様で不気味な写真が多くなる)

                                階段のコンクリートに寝ころび
                                空を睨み付けていた(おやじ)の眼力も
                                自然の前では効果が無いようだ。

                                台風8号の強風と雲は
                                夕景を隠したままだ。


                                (風で雲が飛ばされて・・・)

                                そろそろみんなもお腹が減っただろうと
                                諦めて車に乗ろうと立ち上がった。

                                でも執念深い(おやじ)は
                                ブログのネタになるだろうと
                                風に煽られる木々を撮ろうと広場に行く。


                                (粘った甲斐があった・・・)

                                するとどうした事だろう・・・

                                西の空が赤く燃えだした・・・

                                そして周りの景色までも
                                赤く染まりだした・・・


                                (着色無しっ!本当にこんな空の色にっ!)

                                三脚なんて
                                突風で役に立たないが
                                腰を据えてカメラが揺れないように・・・

                                (おやじ)は鳥肌を立てながら
                                シャッターを押し続ける。


                                (感動で薄らと涙が滲む)

                                背後に人の気配を感じて振り返ると
                                みんなが顔を赤く染めながら
                                最後の久米島の夕焼けを見つめている。

                                「綺麗やなぁ。。。」
                                「こんなに真っ赤な夕焼けって見た事ないかも。。。」
                                「タニの執念が燃えてるみたいやなぁ。。。」

                                10分間くらいの
                                夕焼けのショータイムは終わった。


                                (もう、感無量で言葉に出来ない)

                                ホテルの近くの居酒屋で
                                久米島最後の夜を惜しみながら
                                泡盛で乾杯。

                                すると(おやじ)の携帯が鳴った。


                                (何となくオカザキさんに似ている?)

                                「オカザキやけど、タニやん今何処に居る?」(オカザキさん)
                                「何やぁっ、ほんまもんかぁ?幽霊かぁ?」(おやじ)
                                「何を言うてるんや、俺は三宮で飲んでるんやぁ!」(オカザキさん)
                                「死んだって噂を聞いて心配してたんやでぇ!」(おやじ)

                                久米島に行く前に
                                タクシー運転手(オカザキさん)が自殺したという噂に翻弄され
                                デマだと判ったが本人の声は聞いていなかった。

                                少し涙が滲むのをみんなに見られたくなくて
                                (おやじ)は店の表に出て行く。

                                「俺、今沖縄やぁ・・・」(おやじ)
                                「何やぁ、沖縄?ええから早く帰ってこいよぉ!」(オカザキさん)
                                「そんな事言われても、今日は飛行機も無いし無理やでぇ!」(おやじ)
                                「ほんなら泳いで帰っておいでぇっ!」(オカザキさん)

                                何だっ、何だっ!

                                久米島最後の夜に
                                こんなサプライズがあるなんて
                                さっきの雲を睨んだのが効いたみたいだ。


                                明日、明日が
                                沖縄の風は暴風の最後かも・・・?

                                いやぁ・・・どうなる事かぁ?





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                                8月16日 日曜日
                                0

                                   
                                  沖縄の風は暴風。。。その9。


                                  (突風で飛ばされないように・・・)

                                  ホテルの部屋のテレビでは
                                  押尾学の事件はどこかに追いやられ
                                  ノリピー疾走の話題ばかりだ。
                                  (この当時は行方不明)

                                  台風情報を知りたい(おやじ)達には
                                  どうでも良い話題だ。


                                  (ハイビスカスのマクロ撮影は強風で出来ないまま・・・)

                                  台風8号は南に進路を取り
                                  石垣島や宮古島に接近。

                                  久米島直撃は回避出来たようだ。

                                  万が一に備えて
                                  帰る予定の次の日の飛行機も予約した。

                                  これで心配事が少なくなった。


                                  (路地に入ると、そこにも沖縄が・・・)

                                  レンタカーに乗って
                                  昨日見逃している被写体を探しに・・・

                                  (ほっしん)はノー天気で
                                  久米島を満喫しているようだ。


                                  (哀しいくらいの海の色)

                                  時折顔を出す
                                  太陽の光に海の色が鮮やかになる。

                                  しかし依然として
                                  突風は弱まらない。


                                  (大波の撮影は上手になったかも?)

                                  海岸では大波が
                                  飽きもせず押し寄せてくる。

                                  これも久米島の自然だ。

                                  だから
                                  しっかり目に焼き付けて
                                  そしてカメラを構える。


                                  (尋ねた琉球王朝時代の上江洲家は定休日)

                                  それに風と曇った空のお陰で
                                  車から降りての撮影も
                                  汗を掻かない。

                                  もしこれが
                                  炎天下だったら
                                  こんなに撮影出来なかったかも・・・

                                  良いほうに考えないと
                                  やってられない。


                                  (再挑戦したシンリ浜はご覧の通り)

                                  ただ残念なのは
                                  久米島最後の夕景も・・・

                                  この空模様では
                                  多分・・・

                                  見れない・・・


                                  (帰れそうだが、帰りたくない)

                                  「おやじぃ、明日帰って来れるのぉ?」(あやのすけ)
                                  「もし帰れなかったら 店前に紙に書いて貼ってくれるかぁ?」(おやじ)
                                  「私が雨女じゃなくて、おやじが雨男なんやでぇ〜!」(あやのすけ)
                                  「今日も夕景が見れそうに無いわぁ〜!」(おやじ)

                                  午後7時の(あやのすけ)の売上報告の声が
                                  嬉しそうで腹が立つ。

                                  でも飛行機は
                                  滑走路で離陸態勢に入っている

                                  明日帰れそうだ。


                                  (手ブレじゃないのよ、風のせい)

                                  日没時間が過ぎて
                                  風で揺れる木々の音を聞きながら
                                  (おやじ)はコンクリートの上に寝転がった。

                                  諦めていた夕景だが
                                  空を流れる雲を睨んでいた。

                                  車で待つ友達は
                                  何も言わず見守ってくれていた。





                                  | - | 13:09 | - | trackbacks(0) | pookmark |
                                  8月15日 土曜日
                                  0

                                     
                                    沖縄の風は暴風。。。その8。


                                    (電線の鳥も早く巣に戻ったほうが良いのでは?)

                                    台風8号は
                                    間違いなく久米島に近付いている

                                    昼前までなら
                                    時々晴れ間が
                                    景色に彩りを与えてくれていた。

                                    でも、もう雲の厚い部分と薄い部分で
                                    少しだけ明るくなるぐらいだ。


                                    (大魔神?握りこぶし?雲の形が面白い)

                                    空港近くの「シンリ浜」で
                                    夕景に微かな望みを抱いて
                                    車から降りようとした。

                                    しかし空を見上げると
                                    どす黒い雲が近付いてくる。

                                    車から離れて
                                    カメラやレンズを持って行くのは
                                    とても危険な状態だ。


                                    (車の後ろのワイパーもフル稼働)

                                    場所を変えて海岸線の道へ行く。

                                    車の窓からでも
                                    撮影出来る場所に移動。

                                    車を降りて後ろを振り返ると
                                    すぐ側まで雨のカーテンが迫って来た。


                                    (前方がほとんど見えない状態に)

                                    慌てて車に乗ると同時に
                                    車は突風で大きく揺れ
                                    雨が屋根を勢いよく叩く。

                                    店で留守番している(あやのすけ)から
                                    売上報告の電話が鳴る。

                                    「おやじぃ、どこに居てるの?凄い音やけどぉ?」(あやのすけ)
                                    「今、私は台風の突風に襲われていますぅ〜!」(おやじ)
                                    「何か知らんけど、元気そうやねぇ〜!」(あやのすけ)


                                    (ん?雨雲が去った後・・・期待っ!)

                                    開き直って嵐の撮影をしようと
                                    カメラを構える。

                                    でも車が大きく揺れるし
                                    フロントガラスはワイパーでも
                                    雨粒を拭えない。


                                    (少しだけ、神様がチャンスをくれた)

                                    すると西の空が・・・

                                    雨も小降りに・・・

                                    車から飛び降りて
                                    身体が突風に揺れないように
                                    車に凭れて・・・

                                    このチャンスを逃してたまるかっ!

                                    でも、車も揺れているので
                                    胴ブレ写真に。。。


                                    (本当はエメラルドグリーンの海なんだろうけど)

                                    本当にその一瞬だけ
                                    西の空がほんのりオレンジ色になった。

                                    すぐにまた
                                    どす黒い雲が空一面を覆い尽くす。


                                    (エビの苦手な(ほっしん)は食べられず)

                                    ホテルに戻る道は
                                    ヘッドライトの光を豪雨が邪魔をして
                                    ほんの目の前しか照らされない。

                                    ホテル近くの居酒屋での晩御飯は
                                    隣のテーブルのダイバー達の話す台風情報が気になって
                                    味を覚えていない。

                                    夕景の撮影どころか
                                    神戸に帰れるかが心配になってきた。


                                    明日も台風の久米島の写真がいっぱい?


                                    | - | 12:40 | - | trackbacks(0) | pookmark |
                                    8月14日 金曜日
                                    0


                                      沖縄の風は暴風。。。その7。


                                      (トトロの家がありそうだ)

                                      「はての浜」からホテルに戻ると
                                      (おやじ)達はレンタカーに乗り込み
                                      ブラブラ撮影ドライブに出掛けた。

                                      まだ晴れ間のある間に
                                      綺麗な景色を撮影しておきたい。


                                      (ここで魚眼レンズの出番がやってきた)

                                      久米島の観光スポットのひとつ
                                      「畳石」へ向かった。

                                      昼も過ぎたこの時間
                                      車から降りた瞬間に汗が流れる。


                                      (ざわわぁざわわぁ・・・)

                                      「畳石」のある「奥武島」の畦道を入って行くと
                                      (おやじ)の撮影したかった景色が広がる。

                                      さとうきび畑の中の畦道
                                      そして青い空に白い雲
                                      風力発電のプロペラが勢いよく回る。


                                      (琉球王朝時代の石垣)

                                      車の運転は
                                      時速30Kmに達していない。

                                      路地を見つける度に
                                      右に左に視線を走らせて
                                      心を惹く被写体を見つけてはカメラを構える。


                                      (屋根からの視線は、あなたでしたか?)

                                      人の家の庭にも
                                      遠慮気味に抜き足差し足忍び足
                                      撮るものを撮ったらすぐ退去。

                                      思ってたより晴れ間が出て
                                      (おやじ)は機嫌が良い。


                                      (遥か彼方に見える「はての浜」)

                                      しかし・・・
                                      「比屋定バンタ」の展望台に着いた頃から
                                      雲が多くなり
                                      強風は突風に変わり出した

                                      展望台の手摺を掴んでいないと
                                      (おやじ)ですら飛ばされそうだ。


                                      (動く被写体の撮影練習にはもってこいっ!)

                                      「熱帯魚の家」では
                                      潮溜まりに残された綺麗な魚が見れるはずなのに
                                      この荒れ狂う大波が打ち寄せられて・・・

                                      「熱帯魚の家」も
                                      床下床上浸水状態。


                                      (突風で手ブレどころか胴ブレだ)

                                      沖縄で一番高い位置にある城跡
                                      「宇江城城跡」に登ると
                                      黒い雲が凄い勢いで近付いてくる。

                                      雲の薄い部分から
                                      太陽の光が零れ落ち
                                      不思議で不気味な空と海。

                                      何だか恐怖を感じる景色と
                                      突風で友達の声すら聞き辛い。


                                      (ちょっとヤラシイ岩の穴)

                                      子宝に恵まれない女性が拝むと
                                      ご利益があるという「ミーフガー」では
                                      天候の回復を拝んだけれど・・・

                                      専門外の願い事には
                                      やはりご利益が無いのだろうか・・・


                                      (迫り来る台風の影響で・・・)

                                      このままだと
                                      夕景の撮影は・・・

                                      (おやじ)の言葉数が
                                      どんどん減っていく。

                                      友達もそれに気を使って
                                      車の中は沈黙が続く・・・


                                      そして
                                      沖縄の風は暴風も
                                      まだまだ続く・・・

                                      だろうなぁ・・・

                                       


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                                      8月13日 木曜日
                                      0


                                        沖縄の風は暴風。。。その6。

                                        翌朝、目覚めると
                                        部屋のカーテンを恐々開けてみる。

                                        辛うじて晴れ間も覗く
                                        曇りがちな天気だ。


                                        (天気が良ければ・・・残念っ!)

                                        前日予約をしていた
                                        「はての浜」へのオプショナルツアーに参加する為に
                                        マイクロバスに乗り込んだ。

                                        船着き場に着き
                                        漁船ほどの大きさの船に乗った。


                                        (これでも、晴れ間を狙ってパシャっ!)

                                        「今日は台風のせいで海が時化ているので気をつけてくださいねぇ〜!」

                                        スタッフの言葉通り
                                        水飛沫が乗船客に降りかかる。

                                        (おやじ)は乗船する時に
                                        スタッフにカメラを預けていたので
                                        船からの景色が撮れない。


                                        (あぁ・・・雲が半分消えてくれたらなぁ・・・)

                                        「はての浜」が見えて来た。

                                        10年くらい前に来た時と変わらず
                                        エメラルドグリーンの海に白い砂の島が
                                        (おやじ)達を出迎えてくれた。

                                        「本日はこのような天気なので予定を繰り上げて島を出ますのでぇっ!」

                                        「はての浜」での滞在時間は
                                        1時間くらいになってしまった。


                                        (精一杯のエメラルドグリーン)

                                        せっかく海パンを履いて来たので
                                        透明に近いエメラルドグリーンの海に
                                        (おやじ)は浮かびたい。

                                        でも、今回の旅の目的は
                                        久米島の自然の撮影だ。

                                        全長7〜11Kmにおよぶ浜を
                                        撮影するので精一杯だ。


                                        (綺麗な砂浜と綺麗な海・・・に見える?)

                                        (おやじ)はTシャツを脱ぎ棄て上半身裸のまま
                                        カメラを2台持って波打ち際の探索に出掛けた。

                                        しかし、
                                        やはり雲が多くて
                                        日差しが照りつけて来ない。

                                        撮影しては
                                        カメラのモニターで確認すると
                                        描いていたように撮れない。


                                        (本来なら、こんなに小波も無いんだけど・・・)

                                        イライラしてくる。

                                        時間が無い。

                                        それに身体が飛ばされそうな突風も
                                        撮影の邪魔をする。

                                        手ブレじゃなくて
                                        胴ブレだ。

                                        それに足首を襲う
                                        砂嵐にも閉口する。


                                        (このショットはよく見るかなぁ?)

                                        仕方が無いので
                                        みんなの元に戻ると
                                        (ほっしん)は海に浸かったと大はしゃぎ。

                                        でも、濡れた足が砂嵐のせいで
                                        天ぷらの衣のようになっている。

                                        もう、「はての浜」での撮影を諦めて
                                        エメラルドグリーンの海に入ろうかと思ったが・・・

                                        タイムオーバー。。。


                                        (帰りの船に乗る頃から晴れだして・・・)

                                        船は来た時より慎重に
                                        潮が引いた海を
                                        岩礁を避けながらゆっくりと進んだ。

                                        少し晴れ間が覗いて
                                        今まで居た「はての浜」の砂浜を
                                        真っ白に輝かせている。

                                        (おやじ)の頭の中は
                                        この後の撮影の事で
                                        いっぱいになっていた。


                                        さぁて、明日は
                                        暴風の中での撮影で
                                        胴ブレ写真がいっぱい見れるかも・・・?





                                         

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                                        8月12日 水曜日
                                        0

                                           
                                          沖縄の風は暴風。。。その5。

                                          「おやじのつぶやき」の沖縄シリーズも
                                          まだ旅行の初日なのに・・・
                                          その5になってしまった。

                                          気の短い人(きよっぺさん)から
                                          「ダラダラと長過ぎやねんっ!」と
                                          呆れられていそうだが・・・

                                          まぁ、(おやじ)の思い出に
                                          我慢して付き合って貰う事にしよう。


                                          (アスファルトに蹲ると暑いっ!)

                                          イーフビーチからホテルに戻り
                                          みんながシャワーを浴びている間
                                          (おやじ)は久米島のタウンガイドを見る。

                                          旅行に行く前からインターネットで調べていた
                                          「アーラ浜」という地元の人に愛される砂浜に撮影に行くつもりだ。

                                          4時過ぎに車に乗り込み
                                          太陽が少し傾いたアスファルトの道を
                                          ゆっくりとキョロキョロと撮影ポイントを探しながら走らせる。


                                          (こんなサトウキビ畑の農道が好きっ!)

                                          国道から外れて
                                          細い脇道を進んで行く。

                                          時々車を停めては降りて行き
                                          カメラを構えては
                                          またハンドルを握る。

                                          傾いた太陽の光が
                                          沖縄の海をキラキラと輝かせる。


                                          (このキラキラが堪らないっ!)

                                          道の両側からサトウキビが覆い被さり
                                          車のドアミラーを擦る。

                                          レンタカーならではの運転だ。

                                          少し走っては車を停めて撮影
                                          それを繰り返して
                                          意外に早く目的地の「アーラ浜」に着いた。


                                          (おやじ達以外誰もいないアーラ浜)

                                          時間はまだ5時くらいだ。

                                          思い存分
                                          沈んで行く夕陽を撮影しようと
                                          三脚も立ててスタンバイっ!

                                          台風8号の接近で
                                          強風が吹き付ける。


                                          ((ほっしん)も無口に撮影に夢中になる図)

                                          しかし、暑い。

                                          傾いた日差しでも
                                          まだ力は弱くなっていない。

                                          (おやじ)達は上半身裸で
                                          汗まみれで撮影していたが・・・

                                          水を持って来ていなかったので
                                          取り敢えず車に逃げ込む。


                                          (海といえば漁船も被写体だぁ!)

                                          周りには自動販売機も無いので
                                          来る途中の漁港までお茶を買いに行く。

                                          漁港では漁師が集まって
                                          漁船を陸揚げしている。

                                          「やっぱり台風が接近してるんやぁ〜!」
                                          「明日は夕日どころじゃないかもよぉ〜!」
                                          「それよりホテルに缶詰め状態かもぉ〜!」


                                          (この赤土も沖縄ならではの風景)

                                          そろそろ日没の時間が迫って来たので
                                          また「アーラ浜」に向かう。

                                          先ほど通った道なのに
                                          太陽の傾きで景色が違う。

                                          ゆっくりと走らせては
                                          車を停めて撮影を繰り返しながら・・・


                                          (台風のお陰で面白い形の雲が)

                                          「アーラ浜」の駐車場には
                                          車が数台並んでいた。

                                          やはり観光客も
                                          ちゃんと調べて尋ねて来るんだぁ。

                                          という(おやじ)達も
                                          正真正銘の観光客なんだけど。。。


                                          (沈む瞬間は雲に隠れたけれど・・・)

                                          「アーラ浜」は
                                          波と風の音だけが聞こえ
                                          みんな沈む夕日を黙って見つめる。

                                          ただ、(おやじ)は
                                          レンズを換えたり
                                          カメラを持ってウロウロしてるんだけど。。。


                                          (夕日が沈んだ後の夕景が好きっ!)

                                          周りの景色がうす暗くなっても
                                          「アーラ浜」に居る誰もが腰を上げない。

                                          静かにゆっくりと
                                          明るさを失う景色を楽しむ。


                                          (今日もブログの写真達の雲に注目してねぇ)

                                          もう足元が暗くて見えないぐらいまで
                                          他の人達が居なくなった砂浜に佇んだ。

                                          明日は台風で
                                          どんな天気になるのだろうか・・・

                                          まだ、撮りたい景色が
                                          沢山あるというのに・・・


                                          (切ないねぇ、哀しいねぇ・・・)

                                          ホテルに戻って
                                          タクシーに乗り込んで
                                          料理の美味しい店に連れて行って貰う。

                                          モズクの天ぷら
                                          天ぷらの盛り合わせ
                                          ゴーヤチャンプル・・・

                                          少々脂っぽくて
                                          全部食べ切れなかった。

                                          それは疲れていたせい?
                                          明日の天気が気になっているせい?

                                          明日は「はての浜」の写真を
                                          乞うご期待っ!







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                                          8月11日 火曜日
                                          0

                                             
                                            沖縄の風は暴風。。。その4。


                                            (雲の形もよ〜く見るさぁ〜!)

                                            ホテルを出て
                                            道を挟んだ向こう側には
                                            白い砂浜と青い海が待っていた。

                                            早速ビーチカウンターに行き
                                            パラソルやチェアーを借り
                                            マットの上に踏ん反り返った。

                                            「沖縄やねぇ〜!」
                                            「おうっ、沖縄やでぇ〜!」
                                            「気持良いねぇ〜!」

                                            意味の無い雄叫びが
                                            (おやじ)達の口から洩れる。


                                            (干上がっても沖縄の海は良いさぁ〜!)

                                            「この風は台風接近のせいかなぁ?」
                                            「帰りの7日がちょっと心配やなぁ・・・」
                                            「それも沖縄ならではやねぇ〜!」
                                            「そう、そう、沖縄やでぇ〜!」

                                            照りつける太陽の日差しも
                                            流れて来る雲で時々遮られ
                                            とても快適な時間を過ごす。

                                            「潮が引いて泳ぐにはちょっとぉ。。。」
                                            「風のせいで、そんなに暑くないしなぁ・・・」

                                            眩しさに目を細め
                                            遠くの海を見る。

                                            この海の色の魅力に
                                            (おやじ)達の会話も次第に少なくなる。


                                            (こんな写真を期待していたさぁ〜!)

                                            イビキが聞こえる・・・

                                            (ほっしん)はビーチマットの上で
                                            だらしなく足を開いて
                                            熟睡モードに入っている。

                                            (おやじ)はカメラを片手に
                                            干上がった砂浜を歩いて行く。


                                            (よ〜く見るさぁ〜!)

                                            満潮なら海底になる場所には
                                            様々な生き物が生息している。

                                            おっ、蟹が(おやじ)を見上げ
                                            威嚇している。

                                            瞬間、(おやじ)はいじめっ子になった。

                                            珊瑚の残骸で
                                            蟹を弄ぶ。

                                            なかなか気の強い蟹のようで
                                            負けずに応戦してくる。


                                            (おやじと蟹の一騎打ち)

                                            まぁ、(おやじ)の余裕勝ちだけどっ!

                                            いつの間にか(ほっしん)が
                                            (おやじ)の背後に現れて

                                            「蟹を虐めた呪いがかかるでぇ〜!」

                                            この呪いが
                                            後々(おやじ)達を・・・


                                            (強風に揺れるさぁ〜!)

                                            既に肩から背中にかけて
                                            ジリジリと日焼けしたようで
                                            カメラのストラップが擦れると痛い。

                                            考えてみると
                                            フライトタイムが朝早かったので
                                            起きてから何も食べていない。


                                            (ミンチのカレーは美味しいさぁ〜!)

                                            みんなの元に戻り
                                            砂浜からホテルまでの間にある
                                            オープン食べ物屋さんに入った。

                                            敷地にテーブルとパラソルだけの
                                            何ともいえない店だ。

                                            何故か風が吹かず
                                            パラソルの下で汗が噴き出す。


                                            (これを食べないとダメさぁ〜!)

                                            なのに注文したのは
                                            熱い熱いカレーライスに
                                            熱いソーキソバ。

                                            でも、額から流れる汗が
                                            ソーキソバの汁に混じって
                                            とっても美味しい。


                                            (流れる雲も沖縄の風景のひとつさぁ〜!)

                                            イーフビーチは久米島の中でも
                                            有名な砂浜だ。

                                            沖まで遠浅で
                                            子供連れには良いかも知れない。

                                            ただ、(おやじ)達には
                                            ちょっと退屈な砂浜さぁ〜!

                                            しばらく景色に心を奪われる
                                            無口な集団になっていた。


                                            (もう、堪らんさぁ〜!)

                                            そして・・・
                                            (おやじ)はソワソワし出した。

                                            調べた夕景のスポットには
                                            早めに着いていたい。

                                            でも、みんなが気持良さそうに
                                            頭を真っ白にして海と空を眺めている。

                                            3時を過ぎた頃
                                            (おやじ)達はイーフビーチから
                                            撤収してホテルへ戻った。

                                            さぁ、明日は
                                            久米島の夕景が見れる・・・かも?




                                            | - | 13:37 | - | trackbacks(0) | pookmark |
                                            8月10日 月曜日
                                            0

                                               
                                              沖縄の風は暴風。。。その3。



                                              新那覇空港には定刻通りに
                                              機長の上手な操縦で無事着陸した。

                                              以前沖縄に来た時より
                                              大きく立派になった空港内を
                                              沖縄の独特の匂いを肺いっぱいに吸い込み歩く。

                                              離島への乗り継ぎ経路も
                                              判り易くいい感じだ。

                                              離島行きの待合室には
                                              各島へ向かう人たちが集まりだした。

                                              (おやじ)はさっき
                                              大きく息を吸い込んだせいで便意が・・・

                                              トイレも綺麗だ・・・

                                              と、久米島行きの搭乗手続きの
                                              アナウンスがトイレにも聞こえて来た。

                                              ヤバい
                                              ゆっくり出来ずに
                                              短パンを上げて向かう。



                                              リムジンバスで
                                              那覇空港の滑走路を走ると
                                              そこには南国の日差しがアスファルトを照らす。

                                              沖縄に来たんだぁ・・・

                                              久米島行きの飛行機は
                                              レトロでクラシカルなプロペラ機だ。

                                              リムジンバスから降りた乗客達が
                                              プロペラ機の周りにまとわり付く

                                              それぞれにコンパクトデジカメを手に
                                              プロペラ機をバックに家族の写真を撮りまくる。

                                              (おやじ)はなんちゃってカメラマンなので
                                              そんな撮影はしない。



                                              (おやじ)の席は
                                              丁度、翼の前で
                                              プロペラがよく見える。

                                              機体が揺れて
                                              プロペラが回り出した。

                                              と、回転が遅くなり
                                              止まってしまった。

                                              それを数回繰り返す。



                                              よく見ると
                                              プロペラや機体のあちらこちらに
                                              塗装の剥げた部分がある。

                                              それに錆ている部分も・・・

                                              この飛行機って大丈夫?

                                              滑走路を進み
                                              離陸態勢に入る。

                                              本当に飛べるのか?

                                              離陸の為にスピードを上げると
                                              ス〜と地面から機体が離れた。



                                              (おやじ)は気が気でなく
                                              機内の窓からプロペラを祈るような気持ちで
                                              眺めている。

                                              客室乗務員は
                                              (仲間さん)という沖縄人らしい顔の一人だけだ。

                                              時々、視線を宙に彷徨わせ
                                              ボ〜とした顔をする。

                                              その顔を(おやじ)達は
                                              座席の隙間から覗いては笑いを堪える。

                                              でも、すぐに(おやじ)は
                                              プロペラの回転具合を見る為に窓から覗く。

                                              飛行時間30分くらいで
                                              目指す久米島に着陸だ。



                                              久米島空港の空も
                                              正しく青という色で
                                              (おやじ)達を迎えてくれた。

                                              太陽の光の力が
                                              関西とは全然違い
                                              早くもビリビリと射してくる。

                                              この感覚も懐かしい。



                                              久米島空港からは
                                              レンタカーで宿泊先のホテルに向かう。

                                              道路の両側を
                                              サトウキビ畑と赤土が・・・

                                              そして赤瓦の
                                              沖縄独特の民家が・・・

                                              あぁ、そうそう
                                              こんな景色を撮影したかったさぁ〜!



                                              ホテルに着くと
                                              先ほど途中で止めた便意が
                                              再び(おやじ)を襲う。

                                              ほんの少し
                                              久米島が沈んだという噂はデマだ。

                                              トイレから出て
                                              荷物をフロントに預けて
                                              いざっ、沖縄の海へっ!

                                              さてさて、
                                              明日には綺麗な青い海
                                              そして青い空の画像が見れるかも・・・?

                                              乞うご期待っ!





                                              | - | 13:22 | - | trackbacks(0) | pookmark |
                                              8月9日 日曜日
                                              0

                                                 
                                                沖縄の風は暴風。。。その2。



                                                8月4日の朝
                                                目覚めるとすぐに
                                                部屋のカーテンを開く。

                                                午前5時過ぎなので
                                                ちょうど朝日が昇りだした。

                                                素早くシャワーを浴びて
                                                荷物をまとめて
                                                空港に向かう。



                                                大きく重たい荷物をカートに乗せて
                                                ご機嫌さんの(ほっしん)。

                                                友達は眠い目を擦りながら
                                                ツアーデスクへと歩く。

                                                「7日くらいに台風が接近してるみたいやけどぉ?」(おやじ)
                                                「そうなんですかぁ?」(デスクスタッフ)
                                                「帰って来れるかなぁ?」(おやじ)
                                                「さぁ・・大丈夫でしょう」(デスクスタッフ)

                                                搭乗手続きを済ませた。



                                                (おやじ)は大きなレンズバッグと
                                                三脚を機内手荷物にした。

                                                まず、三脚の長さで
                                                ゲートで留められる。

                                                もう一度カウンターに戻り
                                                三脚を預ける。

                                                そしてゲートを通過しようとすると
                                                今度もブザーが鳴る。

                                                「ライターはお一人様ひとつとなっています」(係員)
                                                「そうなんやぁ〜!」(おやじ)

                                                テロ防止の為なら
                                                何だって協力するさぁ〜!



                                                みんなが待っているロビーに行く。

                                                朝一番の7時5分発
                                                新那覇空港行きJAL2571便を待つ人々が
                                                思い思いのスタイルで待っている。

                                                (おやじ)は空港の建物に
                                                興味津々。

                                                ファインダーを覗いては
                                                シャッターを夢中で押す。

                                                「今からそんなに撮ってたらメモリーが足りなくなるやろ?」(友達)
                                                「大丈夫っ!今回は8GBのメモリーを5つ持って来てるさぁ〜!」(おやじ)
                                                「何で、沖縄弁になってるのぉ?」(ほっしん)
                                                「そんなことないさぁ〜!」(おやじ)



                                                無事飛行機は定刻通りに
                                                重たい(おやじ)を乗せて飛び立った。

                                                明石大橋が見え
                                                (おやじ)の撮影スポットの淡路島を一跨ぎし
                                                四国山脈の上空を飛ぶ。

                                                そして、九州の鹿児島が見えてきた。

                                                桜島の頂上から
                                                噴煙が・・・

                                                その左側には
                                                開聞岳まで見える。



                                                太平洋戦争の時
                                                神風特攻隊の人が
                                                開聞岳に敬礼しながら飛び立った。

                                                この山をどんな気持ちで
                                                眺めながら・・・

                                                リゾート地に向かう
                                                我々は・・・

                                                一人感慨ふける。



                                                窓から見える海の色が
                                                少しずつ変わっていく

                                                座席ベルトを締めるサインが出た。

                                                JAL2571便は
                                                ゆっくりと高度を下げ
                                                着陸態勢に入る。

                                                遠くに沖縄の街が見える。



                                                ずっと訪れたかった
                                                沖縄の地に足を踏み入れる。

                                                あぁ、でも我々は
                                                沖縄本島に行くのではない。

                                                那覇から乗り継いで
                                                久米島に向かうさぁ〜!

                                                この分だと
                                                この「沖縄の風は暴風」は
                                                どんだけ続くのか?

                                                これから画像処理を
                                                思い出に浸りながらするさぁ〜!

                                                また明日。



                                                | - | 13:01 | - | trackbacks(0) | pookmark |
                                                8月8日 土曜日
                                                0

                                                   
                                                  沖縄の風は暴風。。。その1。

                                                  8月3日
                                                  (おやじ))は朝から浮かれ気味。



                                                  だって久しぶりの
                                                  沖縄への旅行の前日だから
                                                  コレクションのアップも手に着かない。

                                                  画像処理をしていても
                                                  (ほっしん)のコメントを打ち込んでる最中も
                                                  頭の中はサトウキビ畑が広がっている。

                                                  何とかコレクションをアップして
                                                  カタログも作成して
                                                  ソワソワしながら閉店時間を待つ。



                                                  神戸空港から関空までの
                                                  ベイシャトルの最終運転時間もあるので
                                                  いつもより早く店を閉めた。

                                                  予定通り神戸空港に着き
                                                  優しい係員の指示で
                                                  駐車場も良い場所に停められた。

                                                  ほんとこの
                                                  神戸空港のベイシャトルのスタッフは
                                                  みんな気持の良い応対をしてくれる。



                                                  毎回夏休みの旅行には
                                                  日数より遥かに多い荷物を持って行く(ほっしん)。

                                                  今回も例にもれず
                                                  大きく重たい旅行カバンを引き摺るように
                                                  (おやじ)の後ろを着いてくる。

                                                  ベイシャトルに乗り込み
                                                  水飛沫で見えない窓を
                                                  飽きもせず眺める(おやじ)。

                                                  頭の中には
                                                  どんな景色をどんな風に撮影するのか
                                                  いっぱい構想が浮かんでくる。

                                                  もう、何だか気持が悪いくらい
                                                  興奮状態になっている。



                                                  関空のホテルで
                                                  友達と合流した。

                                                  ホテルの居酒屋で
                                                  決起集会の飲み会が行われた。

                                                  でも翌日の飛行機の時間が早いので
                                                  さっさとお開きにして
                                                  各自の部屋に入った。

                                                  (おやじ)はレンズを磨いたり
                                                  インターネットで調べた資料を眺めるが
                                                  寝付けそうに無い。

                                                  ひとつ心配事がある
                                                  それは沖縄地方に近付く渦巻く雲。



                                                  と・・・

                                                  呆気無く
                                                  睡魔に吸い込まれた。

                                                  え?
                                                  沖縄の青い海の写真?
                                                  青い空の写真?

                                                  あのねぇ、、、

                                                  撮った画像が1500枚を超えているので
                                                  今日は処理が間に合わなかった。

                                                  だから、
                                                  画像に合わせて
                                                  今日の「おやじのつぶやき」は
                                                  ここまでなのよんっ!

                                                  今回の旅行も
                                                  多くの波乱と感動が
                                                  (おやじ)を待ち受けていた。

                                                  多分、明日に続くでしょう。

                                                  乞うご期待あれっ!

                                                  | - | 14:00 | - | trackbacks(0) | pookmark |
                                                  8月3日 月曜日
                                                  0

                                                     
                                                    昨夜は、なかなか寝付けなかった。



                                                    明日から(おやじ)は
                                                    セルフィッシュの夏休みを利用して
                                                    久々の沖縄へ撮影旅行へ旅立つ。

                                                    カメラの充電器を持って行かなければ・・・
                                                    コンタクトレンズもカバンに入れておこう・・・
                                                    お金は足りるかなぁ・・・

                                                    目を瞑ってから
                                                    逆に頭が冴えて来た。

                                                    子供の頃から旅行や楽しい事の前夜は
                                                    寝付けずに悶々と過ごし
                                                    当日は寝不足気味で始まる。

                                                    そうだ、
                                                    確か去年の旅行は
                                                    便秘との戦いだった。

                                                    薬を買っておいたほうが良さそうだ。

                                                    それに撮影の時の
                                                    蚊の襲撃に備えて
                                                    蚊取り線香も買っておこう。



                                                    眠れない。。。

                                                    汗掻きなので
                                                    タオルも少し多目に持って行こう。

                                                    待てよ
                                                    そんなに荷物を多くすると
                                                    レンズバッグもあるから相当重くなるなぁ・・・

                                                    何かを削って
                                                    荷物を軽くしなければ・・・

                                                    わぁ、もう深夜の3時だ
                                                    早く寝ないとヤバいなぁ・・・

                                                    いつの間にか
                                                    夢の中へ・・・

                                                    沖縄では
                                                    どんな夕景に出会うのか?

                                                    どんな花と出会うのか?

                                                    出会いたくないのは
                                                    猛毒を持つハブだ。



                                                    という事で
                                                    8月4日から8月7日まで
                                                    セルフィッシュは夏休み。


                                                    という事は
                                                    (ほっしん)の「一押し」も
                                                    「おやじのつぶやき」もアップ出来ない。

                                                    8日からの両ブログをお楽しみに・・・

                                                    尚、キャサリンハーネル神戸店は
                                                    ずらして夏休みを取るので
                                                    営業している。


                                                    一人残って頑張る(あやのすけ)に
                                                    優しい人は陣中見舞いをしてあげてねっ!

                                                    では、行ってきます。

                                                    | - | 12:48 | - | trackbacks(0) | pookmark |
                                                    8月2日 日曜日
                                                    0


                                                      昨日、作業が終わってから
                                                      インターネットで調べ物をしていた。



                                                      それは沖縄離島の
                                                      観光名所や撮影スポットを検索しては
                                                      プリントアウトしていたのだ。

                                                      そう、8月4日から7日まで
                                                      セルフィッシュは夏休みを取る。


                                                      ここんとこずっと
                                                      夏休みですら
                                                      3日取れたら良いところだった。

                                                      今年は、撮影の仕事も兼ねて
                                                      4日間休む事にした。



                                                      しばらく行く事が出来なかった
                                                      大好きな沖縄の海に会いに行く。

                                                      無理やり4日も休むので
                                                      下調べをして
                                                      抜かりの無いようにしたい。

                                                      沖縄の情報を調べていくうちに
                                                      どんどんイメージが膨らみ
                                                      (おやじ)の頭の中は南の島へ飛んでいく。



                                                      「計画を立ている時から旅行は始まっている」

                                                      誰かが言っていたが
                                                      その通りだと思う。

                                                      晩御飯の一日は
                                                      ここの沖縄料理屋さんに行ってみよう。

                                                      海水浴は
                                                      この砂浜に行ってみよう。

                                                      夕景の撮影は
                                                      地元の人に評判の
                                                      この海岸から撮ってみたい。



                                                      そして、(おやじ)のイメージは
                                                      旅行の最終日まで・・・

                                                      帰りの空港のベンチで
                                                      脱力感に支配されている自分を想像して
                                                      何となく物悲しい気持ちになってきた。

                                                      あぁ。。。

                                                      何だか
                                                      そんな性格だぁ。







                                                       

                                                      | - | 14:17 | - | trackbacks(0) | pookmark |
                                                      8月1日 土曜日
                                                      0

                                                         
                                                        今日から8月がスタート。

                                                        夏もまだまだ序盤と思っていたら
                                                        いつのまにやら8月を迎えてしまった。

                                                        子供達がプールへ行く姿を見て
                                                        平日なのにと不思議に思っていたが
                                                        とうに夏休みに入っていたのだ。

                                                        月の頭にする仕事。

                                                        それはホームページの表紙の更新と
                                                        キャサリンハーネルの外壁の写真の張り替え。



                                                        で、今朝
                                                        六甲に行って
                                                        張り替え作業をしていた。

                                                        自分の作品を眺め
                                                        自惚れていた。

                                                        視線を感じて
                                                        その方向を見た。

                                                        「おっ、写真を張り替えしてるんか?」(オジイサン)
                                                        「あっ、おはようございますぅ」(おやじ)

                                                        そう、以前
                                                        外壁の写真を張り替える事を
                                                        催促していた(オジイサン)だ。

                                                        あれから真面目に
                                                        毎月張り替え作業をしている。

                                                        「色鮮やかなピンクやねぇ〜!」(オジイサン)
                                                        「そうでしょ?」(おやじ)
                                                        「こっちの夕日は何処から撮ったんやぁ?」(オジイサン)
                                                        「これは、一昨日の神戸空港からですぅ」(おやじ)

                                                        額縁に近付いて
                                                        二つの写真を見比べて

                                                        「日の入りの向こう側に極楽浄土があるんやでぇ〜!」(オジイサン)
                                                        「そんな悲しい事を言わんといて下さいよぉ〜!」(おやじ)
                                                        「そうやなぁ、毎月の写真が見れなくなるもんなぁ」(オジイサン)
                                                        「これからも撮影を頑張りますからねぇ」(おやじ)
                                                        「わしも、今、体操教室の帰りなんやでぇ」(オジイサン)
                                                        「朝の雨は大丈夫でしたかぁ?」(おやじ)



                                                        ちょっと(おやじ)の顔を見つめ
                                                        間を開けてから

                                                        「一番酷く降ってる時に行ったんやぁ」(オジイサン)
                                                        「えぇ、それじゃぁ、濡れたでしょ?」(おやじ)

                                                        それには応えず
                                                        ニヤっと笑って
                                                        背中を見せて立ち去って行った。

                                                        右手には
                                                        体操教室の着替えの入った
                                                        布袋をブラブラさせながら・・・

                                                        (おやじ)はその姿を見送って
                                                        キャサリンの店内に入った。

                                                        「何をニヤケてるん?気持悪いっ!」(あやのすけ)
                                                        「今、例の写真のオジイサンが居てたんやぁ」(おやじ)
                                                        「新しい写真になって喜んでたぁ?」(あやのすけ)
                                                        「前と似た写真やなって言われたよぉ」(おやじ)

                                                        缶コーヒーを買いに行って戻ると
                                                        (あやすけ)が外壁の額縁を眺めている。

                                                        「私はこっちのほうが好きやなぁ〜!」(あやのすけ)
                                                        「勝手に外して持って行くなよぉ〜!」(おやじ)

                                                        楽しみにしてくれている人は
                                                        ここにも居たんだ。

                                                        嬉しさに
                                                        また顔がニヤケた。



                                                        | - | 13:40 | - | trackbacks(0) | pookmark |
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